3/08/2013

La Ruta Maya Belize River Challenge ~Day1~

5時起床、朝食をとって、6時に出発。スタートは7時です。
初日は49マイル(約78km)予想タイムは8時間です。

今回、Team Hang Over Japanを全面的にサポートしてくれるトニーと合流し、カヌーとオール、ライフジャケットを受け取ってまずは準備です。
トニーにはこのルタマヤ中、全面的にサポートしてもらいます。キャンプで使うテントやシートなんかも、全部貸してくれることになっています。サポーターを応援場所やゴール地点に運んでくれるのも彼。お世話になります。4日で900ベリという契約。

クッションをカヌーに取り付けますが、沈した時に流されないようにテープで頑丈にくくり付けます。チョコや飴などの食料を身に着け、ポカリ(このために用意されている専用ポカリ)を積む。
練習で沈しなかった私たちだったので、本番でも大丈夫だろうと高をくくっていました。正直言って、ちょっとなめていた。あとで起こる事態をこのときは知る由もなく・・・。


いよいよスタート!!
スタートラインに並んだ時はなんだかすごく緊張しました。わくわくもしたけど、こんなとこで何やってんだろ?て感情も(笑)

スタートはすごかった。みんな一斉にグワ~~~~って漕ぎ出して、しかもスピードもすごいの。
沈しているカヌーがいくつもあって。ガンガンぶつかる。
私たちも一生懸命漕いだけど、どんどん後ろから追い抜かれました。
ぶつかってくるのには対処もできないから、何もせずバランスをとってひたすら待ち。

落ち着いた頃にはすでに最終グループでした。

そんなこんなで順調に漕いでいったわけですが、1日目は経験済みのコース、しかも1度も沈しなかったから大丈夫、と思っていたのですが・・・

結果的に3度川に落ちる羽目になりました。
沈の経験がない私たちはボートの中にたまった水を出すのにもてんやわんや。
しかも3度目はなかなかの急流で、ボートとともに結構流されました。ボートはびーのが捕まえていてくれたものの、オールを離してしまったので必死の思いでキャッチ。足はもちろんつかない。
しばらく流れに身を回せた後、やや浅瀬になっているところでようやく川から出て、体勢を立て直しました。

ここでつんでいた食料やポカリを流してしまい・・・。
練習で、残り30分くらいだろう地点に着いた頃、中島隊員の様子がおかしくなりました。

水分も糖分も取らない状態で約3時間ほど漕いだと思います。
くらくらする、手先がしびれる、そんな症状に見舞われました。
熱射病です。

しばらく漕がずに休んでいました。
声だけ出してくれていたのですが、次第にその声もなくなったかと思うと・・・

寝た。

正確には意識を失ったのかもしれない?

その瞬間、何が起こるかというと、人の体がかくっとなると、重心がずれるのでボートのバランスが崩れるのです。
あわや沈。

びーのと二人で必死に
『じろうさん!寝ないで!!』
の掛け声。

たぶんゴールまでの間に100回くらい呼びました。

右を5回漕いだら左、左を5回漕いだら右(後ろはその逆)と約束していて、回数を常に数えていたので

『1,2,3,4,5、次郎さん!1,2,3,4,5、寝ないで!』

と叫び続けました。
2人で漕ぐ子とおそらく約1時間。実際はそんなになかったのかもしれませんが非常に長く感じました。

ようやくゴール。

記録、8時間56分。4時の足キリ寸前。
MIXの部、最下位。いたしかたなし。完走できたことでよしとしよう。

疲労困憊でした。


ボートから降りると、座りっぱなしだったので上手に歩けない。
完全に水分、当分、欠乏状態。
すぐに飲み物、食べ物にかぶりつきました。


夜は特にすることもないので(キャンプ場だしリアルにすることがない)、落ち着いてからはゆっくり過ごしました。
じろうさんも栄養補給をしてからはすっかりよくなりいつもの調子。

夜ご飯はOBの隊員が送ってくれた非常食用のご飯にインスタントのお味噌汁。
会場で売っていたディップにブリトーです。
次の日のおやつを分けて、ポカリを作ってもらい、マッサージをしてもらって9時前にはテントに。

サポーターがいてくれて、テントを張ってくれたりマッサージをしてくれたり、食料の確保をしてくれたりするのが本当にありがたい。
ちなみにサポーターはかえるちゃんと星さん。まきちゃんは2日目から合流する予定。
まきちゃんを除いた2人は昨年の参加メンバーです。(もう1人は帰国したふくちゃん)
男1人に女2人はすごいよ。でも女3人のカヌーもあるからね。脱帽。

さて。
day2につづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿