11/02/2013

死者の日に聞いた六本木ヒルズの話

ハイメに誘われたこの日のブランチ(というか11時に集合の時点で、もうそれはランチだと思う)でしたが、この日は"Día de los Muertos(死者の日)"という、キリスト教の祝祭で、全ての死者の魂のために祈りを捧げる日だったので、お供え物の説明してくれたり、お祈りの様子を見せてくれたりしました。日本で言うお盆です。

メキシコに住んでいる友達が、昔、死者の日だからと言って、ガイコツで飾られた装飾の写真を見せてくれたことを思い出しました。その時はその直接的なネーミングに驚いたものでした。

ターミナル近くの友達のレストランに行って、死者のために飾られたお供え物を見せてくれた後に、彼のおうちで行われていたお祈りを見に行きました。スペイン語だったのでさっぱり意味は分かりまえんでしたが(英語だったとしてもわからないと思う)、とにかく皆さん真剣にお祈りをささげていました。
伝統的な食べ物であるエスカベーチェやレィェーノ、タマレス、カカオの飲み物とパン、他にもたくさんのケーキや果物などが飾られていました。お祈りが終わった後にそれをみんなで食べました。

その後に、ではお昼を、ということになり、なんかもうすでにいろいろ食べていたのでお腹も大して減っていはいませんでしたが、レィェーノをいただきました。

日本に旅行してきたというハイメの甥に会えたので、日本がどうだったかいろいろ聞けました。
それはそれは本当にアメイジングだったと興奮していました。新幹線のスピードに感動し、中でお弁当を売ってくれることに感動し、京都のお寺に感動し、日本食に感動し、おもしろかったのが、自分たちでどこに行くかプランを立てたらしいのですが、その中で長野県の松本をセレクトし、そばを食べてきたとか。おいしかったと喜んでくれたのはうれしかったですが、そのチョイスのしぶさがたまらないです。
で、なんと。日本大使館の稲葉さん(我々のパスポートのビザに彼のサインがあります)と、六本木ヒルズのレストランでディナーを食べて、屋上から夜景を見たというのです。私たちも行ったことがないよ!高かったんじゃないの!?と聞くと、全部出してもらったからわからない、とのこと。ドキドキして、友達といくらかかってるんだろうと話はしたけど、おそろくして聞けなかったって。すげーな大使。というか一緒にご飯食べに行けるキミたちもすごい。前に大使がベリーズに来た時に、ジョン(ハイメの兄弟、彼のお父さん)が会っていたから、そのお食事会が実現したらしいですが、なんか、もしかしてこの人たちかなりすごい人たちなのだろうか…?

その時のお土産で、ハイメがもらっていたのが、なんと緑茶でした。ハイメは包みがきれいだったからと開封しないでとっておいたみたいです。今度一緒に飲みましょう、ってことになりました。
とんかつがまた食べたい、と言っていたので、とんかつならベリーズでもできるよ!ってことで今度はとんかつパーティーになりそうです。

また次が楽しみになりました。


この日の夕飯は、チキン煮で残っただし汁を使わせてもらって親子丼を作りました。天才的においしかったのは事実だけど、コーイチが調子に乗りました。まぁ、彼が作っただしですからねぇ。

あ、そうそう、命がけで作ったかぼちゃのプリンでしたが、残念なことに、一口食べて、みんな絶句…、でした。いや、本当に結構びっくりした。おいしくなさすぎて笑。
でも下にあるカラメルとからめたら、うん、大丈夫。あまくなったからおいしかった…かどうかはちょっと自信ないけど食べられた。
これはさ、私のせいじゃないんだ、かぼちゃが悪い。うん。そういうことにしよう。

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