9/13/2012

スペイン語の洗礼

やはり英語が通じないInf2。もちろん分かる子もいるし、ちゃんと聞こうとすれば分かるって子もいるんだと思う。でも、体育だっていって外に出たらもうダメ。

体育=遊びみたいな感覚があって、みんな遊びたい気持ちマンマンなわけ。

前の授業の課題が終わってないとかで、クラスの3分の1くらいと先生は出て来なかったので、授業は私と子ども20人くらいでやりました。

ただでさえつたない英語なのに、英語自体をあんまり理解できない子どもにしてみれば、もう何言ってるか分からん=聞く気にならない、のもまぁわからなくもないっちゃあわからなくもない。まだ5、6歳。

こっちはこっちで伝わらなんがやっっ!!って気になって,向こうも向こうでどんだけスペイン語で私に話しかけてもわかってもらえないしで、お互いにもうダメだ,みたいな感じになってほぼ授業崩壊状態でした。

担任の先生のヘルプは不可欠,そして私のスペイン語の上達もマスト。

集合、列に並ぶ,話をやめる,注目ぐらいは確実に覚える必要がある。英語でようやく何とかなるかと思ったところで,次なる課題が現れた。
教室で言ったら席に着け、前を向く、とかかなぁ。

先生に教えてもらお。



そうそう、日本で体育といえば,どんだけ運動量を確保するかが結構重要で,授業が終わって子どもたちが疲れたーってなればこっちのもんだったりする。

でもこっちだと事情がちょっと違って。

陽射しが強くてとにかく暑い。もちろん元気よく体を動かす事はするけど、暑さがホントに半端ない。

だからやりすぎてもだらけちゃう。

暑い陽射しの中でもある程度我慢させるっていうのはそれまでの指導があっての我慢だから、今の時点でじゃあベリーズの子どもに気を付けして黙って立ってろっ言ったって出来る訳が無い。そもそも気を付けをしないし。

色々方法を考えて,それを浸透させて。

すぐに結果は出ないでしょう。わかってたことだけど。



どこに目標をおくか、なにができればOKなのか。

何を教えるのか。体育ってなんなのか。

子どもには?先生には?


自分の意識をどこにおくか。それが大事。

2 件のコメント:

  1.  ずっと読ませてもらってます。私にとっても,このページは,いい勉強になってます。まあ,なかなか言葉が通じないってところは1歳から1歳半くらいの育児に近いものがありそうだねえ。相手の気に入ったもので,こちらのペースに持って行ければ,いいのだろうけど,5~6歳ともなると,自我があるからなかなかそう簡単ではなかろうもの。
     より単純な仕掛けで,興味をひきそうな教材が各学年のレベルで,案外用意されているということはないのでしょうか。すべて,教師の考案するべきものというのでしょうか。そのあたりがよくわからないので,暇な折にでも,レポートをよろしく。
     音楽なら,子供達一人一人にオリジナルのメロディ(4小節くらいなら短くていいかも)でもプレゼントしてあげたら,興味を持つかもしれないね。

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    1. こちらでは体育というものはまったく行われていなくて、気まぐれで行われる体育はサッカーを子どもたちが自由にやる、くらいなものなんです。だから教材もなくて。ただ、1年前までいた前任者が指導案集みたいのを作ったので、持っている先生もいるようなのですが、使われていないのが現状です。でも、せっかくそれがあるので、参考にしながら先生方にも紹介しながら進めていけたらなぁと思っています。おにごっことか馬跳びとかそういうのだけでも楽しくやれそうなので。

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