11/27/2012

所長さん、ようこそギニアグラスへ

所長による任地訪問。

ベリーズシティー発→ギニアグラス(うちの学校)→オレンジウォークカウンセル(福ちゃんとこ)→コロザルカウンセル(星さんとこ)→パチャカン(次郎さんの学校)→シティー着

シティーより北にある街をまわる今回の視察だそうです。
活動をということではなく、街の場所や環境のチェックということだったので、テスト週間ですが学校に来ていただきました。

校長先生と3人で少しお話をして、学校の説明や生活状況なんかを話しました。
私自身、所長と会うのは歓迎会の時以来2回目なのでやや緊張。でも穏やかで、とても温かい感じの人です。

シティーほどいろんなものはそろわないけど、生活に困るなんてことは全くないし、安全だし、十分暮らしていける状況だと話しました。


所長が調整員だったころ赴任したケニアの話。ものすごい過酷だったそうです。
隊員が赴任する学校は、先生の数が足りないところ。それもそのはず、現地の先生が行きたがらないようなど田舎だからです。
食べるものはトウモロコシのかすと豆。これが毎日の給食。コンロなんてものはなく、石を3つ並べただけのかまどに鍋が一つ置いてある、それがキッチンです。
トイレはただの穴。行けばハエまみれになるようなそんな場所なんだとか。
よく、腹痛の隊員を病院まで運んだそうですが、途中、何回も何回も車をとめながら、でももちろんトイレなんてないので、草木に隠れて用を足し、病院に着くまでも一苦労、そんな風だったそうです。
赴任した女性隊員は、3か月、毎日泣くんだとか。明日は帰りたい、明日は帰りたい、と。
でもそれが4か月目には慣れ、2年たつと任期延長したいと言い出すのが不思議なところ。
たくましくなるんですね。


とまぁそんな話をしながら、30分ほどでオレンジウォークへ向かって出発されました。

学校で日本語を話すってなんだか新鮮。
短い時間でしたが来てくれて嬉しかったです。

みんな、今日もひたすらテストを受けています。

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