7/30/2012

Cerros

次なる目的地はCerros。コロザルにある大きな遺跡です。


ですがその前に、city council(役所のようなところ)に大きな壁画があるということで見に行きました。
ベリーズの歴史を一枚にまとめた作品で、イギリス軍とスペイン軍の戦争から、独立、民族、産業や教育、現代まで描かれていて、半年ほど前に行われた修復に星さんも関わったそうです。

壁一面が作品になっていて、圧巻でした。
修復以前は雑に扱われていたこの作品も、その後は大切にしていこうということで、式典が行われ、絵の説明も額に入れられ、添えられていました。
それでもまだこの絵の意味を知らない現地の人は多いんだとか。もっと大々的に知ってもらえるような手段をとれるといいのに。
さて。
Cerrosには、陸からも行けるのですが、海をボートで渡る方法も最近できたとかで、そのほうが断然近いのもあってそちらを選択。しかし、朝から何度電話してもつながらず、その間にマーケットに行って腹ごしらえをすることに。
アウトドアフードコートのような感じでした。一度解散して、好きなものを買って持ち寄るスタイルにして、みんなでベリージアンフードを堪能。
その間にボートの会社と連絡は取れたのですが、残念ながら予約をしないといけないということで断念。タクシーで行くことに。
バンタイプのタクシーを次郎さんの大家さんに教えてもらって、5人往復で70ベリ。まぁよし。
Cerrosまでの道のりは、本当に何にもないただの道でした。両端を雑草、ときにサトウキビ畑に囲まれた道をひたすら進むこと1時間ほど。途中、川を渡るフェリーはシュナントニッチの時と同じくやはり手動。ようやくCerrosに到着!

蚊地獄!!
受付のお兄さんに簡単に説明してもらった後、いよいよ中へ。
雨季なので道がぬかるんでいるとかで、いけないところが多かったけど、メインの遺跡にはすぐにたどり着きました。

世界ふしぎ発見で見たことある!!この遺跡だったんだー。
隣は海。最高のロケーションでめちゃきれいでした。これが乾季だと、今濁っている海がきれいに青い海に変わってまた格別なんだとか。また乾季に来よ~。
でまた全然人がいないところがまた素晴らしい。これで観光客がうじゃうじゃしてたらだいぶ萎える。
でもそれがベリーズの課題でもあるのかもしれない。こんなに遺跡がたくさんある国で、もっと観光に力を入れれば経済は絶対発展するはず。どんなふうに考えているのかな。

そんなこんなで1時間ほど過ごして帰路に。遺跡巡り楽しす。

夜。帰宅。

お隣さん宅に先輩隊員の孝太さんが到着。

今は彼が鍵を持っていて、一泊するので鍵を本人に返してほしいとのこと。そういうことはわりとよくあるらしい。自由です。

メキシコ旅行から帰ってきたことろで、旅の話はもちろん、ベリーズのことや活動の話などいろいろ聞くことができました。
孝太さんはBenque(ベンケ)というグアテマラ国境にほど近い最西端の街にいて、村落開発なのですが、いろんなファンドから資金提供を受けて、公園の改修をいくつもしています。最後のプロジェクトはマーケットを開くこと。それを見届けるために任期を延長して来年2月までベリーズにいます。

いろんな先輩の活動には刺激を受けるし、自分も精一杯やってみたいという活力にもなります。
気づけば7月ももう終わり。

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