10/25/2013

いざ、トライアルファームへ

今日は学校お休みです。
Teachers' retreatというので授業がなかったからです。
先生方は集まるようでした。retreat、辞書を調べてみたら、カトリック用語で【黙想】とありました。調べてもいまいち意味が分かりませんが、とにかく授業がないので行きません。

代わりに、コーイチの授業がある、トライアルファーム ガバメントスクールについていきました。音楽の授業の見学に!町長の誕生日会で出会った音楽の先生がいる学校です。

タクシーに乗ればタウンから10分くらいの場所にあるのですが、大きな学校で、各学年4クラスくらいはあるそうです。

始めはコーイチの授業の見学。伝言ゲームをやっていましたが、なかなかおもしろかった、というか伝言するのがとても難しそうでした。でも、子ども達はとても楽しそうでよかったです。彼は現職の先生なので、授業自体は慣れたもので、別に緊張することもなく、いつもの彼らしく楽しく授業をやっていました。
一応、付け加えて言っておくと、環境教育を広めていく手段として、学校でどれだけキミたち教えられても、町の人たちみんなに僕から教えることはなかなか難しい。だから、みんなが授業で教わったことを、家に帰って、親に、兄弟に、近所の人に伝えていくことはとっても大切なんだよ。聞いた情報を、正しく、なるべくたくさんの人に伝えてね。今日はその練習だよ。という名目の伝言ゲームでした。


さて、目的の音楽の授業はというと、それ用の教室があり、ドラム、キーボード、リコーダーといくつかの楽器が置いてありました。
対象はStd3以上で、クラスを二つに分け、順番に音楽室へやってくる、というスタイル。

この日の授業はト音記号を書いてみよう!というので、先週やった5線についての復習と、ト音記号の意味などを学習後、実際に書く練習をしていました。
こんな言い方は失礼かもしれませんが、思った以上に普通の音楽の授業でした。

そして、彼がいつも出しているという週案、月案、年間案、さらにはテスト、ネットから拾ってきたアイデアなどデータをまるまるもらっちゃいました。
またいつでも来てねってお別れしました。


学校によって、しいては、先生によって教えることが様々な現状。
こんだけ教えなきゃなんないっていうのが苦しいと思ったこともあったけど、考えられたカリキュラムが成り立っていて、教科書がしっかり存在する日本て、やっぱりよくできているんだなぁと思いました。
現場ではさまざまな種類の問題が頻発していますが、それも今のスタイルが確立されているからこそ。教師が沿うべきラインを、ベリーズ独自で、もっとしっかり作っていけたらいいのかなぁなんて考えました。
まだまだこれからの国だから、これからなんだと思う。


午後は明日の歓迎会に向けてシティへ。
途中で寄ったバーで、たまったま、日本で研修したことがあるというベリジアンに出会いました。びっくり!
「お悩みは?」と聞かれました!保健省で働いているらしく、今日は時間がないので今度一緒にご飯を食べに行くことにしました。役所の人間だと、どっか連れてってくれるという言葉も信用できます。ではまた来週!

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